それでは今回の投稿では、元劇団員である私がみなさんに劇団に入ることをオススメするのか、劇団に入るべきだと思うのか、について話していこうと思います。
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結論から申し上げますと、「本当に人による」と思います。私は入って良かったとは思いましたが、卒団した今、あの業界はもういいや、とも思ってます。正直向き不向きが激しい業界かな〜と思います。つまりですね、「こんな人にはオススメだけど、あんな人にはオススメできない」というふわっとした結論になりますね。

ではどんな人なら劇団での活動に向いているのか、どんな人になら劇団に入ることをオススメするのか、という話になりますよね。そんな人の特徴として、「本当に演技、演劇が好きな人」「ストレスをあまり感じない人」「人と関わることが好きな人」などが挙げられるかなと思います。多分なんですけど、とりあえずテレビ出てみたい、という気持ちで入ると結構キツい気がします。
逆に、本当に演技が好きなんだ、という人にはもってこいの場所だと思いますね。個人だったり学校の演劇部などでは絶対にできない色んな演技に関わる仕事や活動ができます。最高ですね。ただ、仕事柄色んな人と関わるし、何かと時間だったり体だったり心だったり追い込まれることが多いですね。演劇って意外と体力使いますし。ですので、様々な側面でストレスをあまり感じない、多少のストレスは平気、ていう人とか、人と関わることが多いので、人と関わることが好きな人だと、より向いているかな、と思います。
私は全然ストレス感じまくるし人と関わること苦手ですけど、なんやかんや劇団での活動は10年も続けていたので、挙げた特徴に当てはまらないと劇団ではやっていけない、ということは絶対にないです。
私は自分の経験から、私と同じような、シンパシーを感じるような人にはあまりオススメしたいな、とは思えないんですけど、多分それも違う気がするんですよね。劇団に入ることで人格が結構変わることもありますし、むしろ劇団に入ってから人と関わること好きになったり、演技を本気で好きになれたり、環境に適応する能力が高くて上手くやっていけたりなど、むしろオススメをしないという形でそういう可能性を潰すのは良くないかな、とも思うんです。
ですので、私から背中を押すことも、止めることもしません。私のブログを見てやってみたいな、と思っていただけたらやってみる、というので全然大丈夫だと思います。私の主観もめちゃくちゃ入っているので、実は入ってみたらそんなことなかったーとかあると思いますし、そもそも一つの劇団の話しかしてないので、他の劇団ですとだいぶイメージが違うかもしれません。なので私の話なんて適当に聞き流してもらって良いです本当に。とにかく鵜呑みにはしないで欲しいです。
私はこれからも、劇団という場所への興味を惹く投稿をしていきたいなと思っています。ひたすらレポですね。それを見て興味を持っていただけたらぜひ最初の一歩を踏み出して見て欲しいです。百聞は一見にしかずって本当にその通りだと思います。ぜひ自分の目で見ていただきたいなと思っています。それではまた。