さて、今回は前の投稿に引き続き、劇団での活動で、これが嫌だったな、これが辛かったな、これが苦しかったな、と思った時について話していければと思ってます。と言っても、そんなに深刻ではないし、劇団や事務所によってそこら辺の色は違うと思うので、あくまで参考程度にお願いします。
それと、私の憶測もたまに入ると思うので、そこまで鵜呑みにしないでいただきたく存じます。
嫌だ、辛い、苦しい、と思うことやその理由は様々だと思いますが、結局のところ、精神的に辛くなる時が多いです。これは私の場合ですけどね。本当にここに関しては結構意見が分かれるところだと思います。それぞれなんとなーく覚えている限りで書いていこうと思います。

コミュニケーションと一口に言っても様々ですけど、特にお偉いさんとの、目上の方とのコミュニケーションですね。これは以前の投稿劇団に入ってよかったか?でも述べましたが、これは正直表裏一体だなーと思います。私は目上の人と関わる機会が多かったこと、また、自分の一挙手一投足が評価対象と見なされる業界であることから、私は人の顔色を執拗に伺うようになりましたね。加えて、現場にいる時はいつ何時も気を抜けず、いつ怒られるんだろう、何をしてはいけないんだろう、と色々なことを考えるようになり、少し窮屈でした。
しかしこれに関しては本当に人によると思います。私は昔どちらかというと完璧主義っぽい傾向があったのでそこらへんは他の人と比べて自分を縛り付けていた感じがします。他の劇団員を見ていると、全然待機時間とかは友達とキャッキャ話してたりとかしてたので、多分私が重く考えすぎていたのだと思います。こんな感じで、私はずっと体に緊張感が走っていたので心安らかではなかったですね。

これはちょっと辛かったですね。他所様は知らないので私のところでは、という話になります。たまに先生の気分が悪くていきなり怒鳴り散らしてくることがあったり、前までは良いと言っていた演技も、次の日には最悪と評されたり、”お気に入り”の人とそうでない人への対応の違いが目に余るものだったり、別に先生以外の時も、それはもうたくさんあります。
ですが、おそらくこれってよくあることなんですよね。多分劇団の性質というよりも「その人」が引き起こしている極めて個人的な事象だと思います。日常的な場面で割と見かけますよね。多分何やっても怒られるターンとかありました。もう仕方ないんですよねこれは。割り切るしかないです。
そうですね、強いて挙げるならば、我々はお金を払って教えを乞う立場なので、そんな理不尽な対応をされたとしてもあまり強く出られないんですよね。これはこの業界特有な気がします。学校とは違って義務ではないですし、自分がその業界にいきたいと思って所属しているところですし、かつ、他の劇団、他の事務所という選択肢は幅広く、嫌だと思えばそこにこだわる必要はないので辞めればいいし、その先生がいるからこそ、自分はやりたいことができて、お仕事ももらえる。
あとは結局そこで教えてくれる先生はその業界にしかいない人だと思うので、外の世界をそんなに知らないのかもしれません。だから昔からの慣習だったり、凝り固まった考えがうまくアップデートされていない可能性もあると思います。勿論そうでない素敵な大人もたくさんいることは理解していますが、理不尽で振り回してくる大人も少なからずいるということです。まあ、本当にこれはどんな人と巡り会えるかですね〜。
まだまだあった気はしますがパッと思いつくのはこのくらいですね。これからも投稿をしているうちに思いついてぽろっと吐露してしまうかもです笑。さて、次の投稿では、今までの話を踏まえて、私が劇団に入ることを皆さんにおすすめするのか、入るべきだと思うのか、その旨について書いていこうかなと思います。